踏/일본 답사 자료

제47회 교토의 겨울 여행 (비공개 문화재 특별공개)

同黎 2012. 12. 31. 03:39

非公開文化財特別公開 問合せ:京都市観光協会 TEL 075-752-7070
普段は見学できない庭園、建築、襖絵、仏像―。大河ドラマ「八重の桜」放映記念として主人公・新島八重(にいじまやえ)ゆかりの寺や、優美で高雅な文化財を秘めた門跡(もんぜき)寺院や尼門跡(あまもんぜき)寺院を中心に、様々なジャンルから選りすぐられた文化財の数々が期間限定で特別公開されます。

※各公開箇所ではご案内も行っています。
※拝観の折には、厚手の靴下を用意されることをおすすめします。

※団体の場合は、事前に京都市観光協会(075-752-7070)へご連絡ください。
■期間 平成25年1月10日(木)~3月18日(月)
●一部公開期間が異なります。詳しくは各寺院欄をご覧ください。
 ※法要等、都合により拝観できない日や時間帯が生じる場合があります。
 最新の拝観休止情報はこちら
■公開時間10:00~16:00(受付終了)
●知恩院三門は10:00~15:40(受付終了)
●東寺五重塔は9:00~16:00(受付終了)
■料金1ヶ所 600円 (いずれも団体割引あり)
●知恩院三門、東寺五重塔(通常公開部分含む)は 800円
■お問合せ  京都市観光協会  TEL.075-752-7070
  主催:対象14ヶ寺・京都市・公益社団法人京都市観光協会
  後援:社団法人日本観光振興協会・公益財団法人京都市文化観光資源保護財団
  〔撮影/横山健蔵・山岡正剛〕
 
 特別公開14ヶ所の中から3ヶ所を拝観してスタンプを集めると、
 指定の場所で"ちょっと一服"(お抹茶とお菓子など)の特典が受けられます。
■期間
平成25年1月10日(木)~3月18日(月)
■方法
スタンプラリー用紙を入手。
(JR京都駅ビル2階の「京都総合観光案内所〈京なび〉」または各公開箇所受付で配布)
拝観料をお支払いの時にスタンプをもらいます。
スタンプが3つそろったら、お好きな接待箇所で"ちょっと一服"の特典が受けられます。

●俵屋吉富「京菓子資料館」 ●花園会館「花ごころ」 ●本家八ツ橋 八坂店
●京洋菓子司 ジュヴァンセル祇園店 ●和順会館「カフェかりん」 ●洛南会館「喫茶やまぶき」
●ホテル平安の森京都「京わらべ」 ●御室会館「和食処 梵」
●京料理 栄寿庵  ●カフェレストラン浮舟
※そのほか、JR京都駅ビル2階の京都総合観光案内所〈京なび〉」にて、記念品との引換えもできます。

※定期観光バス及び団体(15名以上)をのぞく個人でのご利用に限ります。
※接待箇所が満席の際、お待ちいただく場合があります。

非公開文化財特別公開ガイドブック 1冊200円


公開箇所と見どころ

霊鑑寺(れいかんじ)〈旧谷の御所〉~大文字山の麓 雅やかな椿の寺~  京の冬の旅11年ぶりの公開
後水尾(ごみずのお)天皇の皇女を開基として創建された尼門跡寺院で「谷の御所」と呼ばれた格式と清楚な佇まいを伝えている。後西(ごさい)天皇の院御所から移築した書院は「四季花鳥図」など伝狩野派の華麗な障壁画に彩られ、緑豊かな庭園の小高い部分に建つ本堂は徳川十一代将軍家斉(いえなり)が寄進したもので、如意輪観音(にょいりんかんのん)像を安置している。そのほか御所人形やカルタなど遺愛の寺宝も特別展示。庭内には、30種を超す名椿が植えられ「椿の寺」としても名高い。

●みどころ
≪旧谷の御所≫
「椿の寺」として名高い臨済宗の尼門跡寺院
書院/伝狩野派筆の華やかな障壁画「四季花鳥図」、池泉観賞式庭園本堂 /本尊・如意輪観音像、そのほかカルタや御所人形など遺愛の寺宝特別展示

交通案内と地図

 
金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)~新島八重と会津藩ゆかりの寺院~
幕末の京都守護職を務めた会津藩主・松平容保(まつだいらかたもり)が本陣を構えた寺で、新選組誕生の地。大方丈では「虎の間」や回遊式庭園「紫雲の庭」、平成24年に作られた庭「ご縁の道」、巳年の守り本尊「普賢菩薩画像」のほか、大河ドラマ主人公・新島八重と会津藩ゆかりの寺宝を公開。会津・鶴ヶ城落城時に城壁に刻んだ和歌を写した八重直筆の書や、境内の会津藩墓地で撮影した写真、松平容保の遺墨、藩士の鎧兜(よろいかぶと)などが展示される。御影堂では、伝運慶作の文殊菩薩像や吉備観音像(重文)も拝観できる。

※1/11(金)午前(~12:00)は拝観休止

●みどころ
京都守護職の会津藩主・松平容保の本陣址、新選組発祥の地
大方丈/大河ドラマ主人公・新島八重直筆の軸や写真などゆかりの寺宝、松平容保の遺墨や会津藩士の鎧兜など会津藩ゆかりの寺宝特別展示、久保田金僊や今尾景祥筆の方丈襖絵、庭園「紫雲の庭」、伝運慶作の文殊菩薩像、吉備観音像(重文)

交通案内と地図

 
聖護院(しょうごいん)〈旧森御殿〉~旧仮皇居を飾る絢爛豪華な障壁画~ 京の冬の旅12年ぶりの公開
山伏で知られる本山修験宗(ほんざんしゅげんしゅう)の総本山。代々皇室や摂家より門主を迎えた門跡寺院で「森御殿」と呼ばれ、御所火災時には仮皇居となった。宸殿(しんでん)には上段の間があり、絢爛豪華な「花鳥図」「老松図」など百数十面に及ぶ狩野派の障壁画が残る。御所から移築した瀟洒な書院(重文)は、釘隠しや透かし彫りなどみどころが多い。本堂には平安期の本尊・不動明王立像(重文)が安置され、智証大師(ちしょうだいし)像(重文)胎内文書や山伏法具などが特別展示される。

※1/16(水)~の公開となります。1/23(水)~26(土)・30(水)・31(木)、2/1(金)~4(月)・16(土)・17(日)、3/3(日)は拝観休止

●みどころ
≪旧森御殿≫ 
本山修験宗の総本山、「聖護院旧仮皇居」(史跡)であった門跡寺院
宸殿/上段の間、狩野派筆「花鳥図」「老松図」「波濤図」ほか絢爛豪華な極彩色の障壁画、御所から移築した書院(重文)
本堂/平安期の本尊・不動明王立像(重文)、智証大師御像(重文)の胎内文書、山伏法具ほか寺宝特別展示

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得浄明院(とくじょうみょういん)〈華頂宮御殿趾〉~宮家ゆかりの尼寺で戒壇めぐり~ 京の冬の旅11年ぶりの公開
明治27年、伏見宮家第三皇女であった誓圓尼(せいえんに)公が、兄の華頂宮の御殿を受け継いで創建した尼寺で、信州・善光寺大本願の京都別院である。本堂には、善光寺の本尊・一光三尊阿弥陀如来の分身が祀られ、その床下を闇の中で一周すると本尊と縁が結ばれて功徳を得られるという「戒壇(かいだん)めぐり」ができる。今回は、伏見宮家伝来の鮮やかな「観経曼陀羅(かんぎょうまんだら)」、御所人形ほかの寺宝や、風趣ゆたかな和州遠山流(わしゅうえんざんりゅう)の盆石(ぼんせき)なども特別展示される。

●みどころ
華頂宮御殿趾、信州・善光寺大本願の京都別院
本堂/本尊・一光三尊阿弥陀如来、床下に造られた「戒壇めぐり」 伏見宮家伝来の「観経曼陀羅」、御所人形などの寺宝特別展示

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知恩院 三門(ちおんいんさんもん) ~市内一望の絶景 世界最大級の門~
法然上人が開いた浄土宗の総本山。徳川家康が浄土宗徒であったことから将軍家の庇護を受け、壮大な伽藍が整えられた。特別公開の三門(国宝)は元和7年(1621)二代将軍秀忠が建立したもので、高さ約24m、横幅約50m、屋根瓦は約7万枚に及び、木造の門では世界最大規模を誇る。市内一望の絶景が望める楼上には、宝冠釈迦如来像や十六羅漢像が祀られており、内部の柱や天井に鮮やかな極彩色の天女や飛龍が描かれている。

●みどころ
浄土宗総本山
三門(国宝)/世界最大規模の木造の門、楼上内部公開、飛龍や麒麟、天女など極彩色の壁画や天井画、宝冠釈迦如来像・十六羅漢像、知恩院七不思議の一つ・白木の棺と五味金右衛門夫婦の像、京都市内を一望する絶景

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相国寺 慈照院(しょうこくじじしょういん) ~桂宮の学問所と狐の伝説をもつ茶室~ 京の冬の旅19年ぶりの公開
相国寺の塔頭寺院で、足利八代将軍義政や桂宮家の菩提所。桂宮の御学問所であった書院「棲碧軒(せいへきけん)」は、腰高障子や繊細な欄間(らんま)など桂離宮「古書院」と同じ材や建築法で造られたもの。また茶室「頤神室(いしんしつ)」には、茶人・千宗旦(せんのそうたん)に化けた狐の伝説を伝える「宗旦狐」の軸が掛けられ、首を千利休のものとすげ替えることのできる布袋(ほてい)像が安置されている。苔むした露地や、客殿前の「陸船松(りくせんしょう)」と石組が見事な枯山水庭園も閑雅な風情を見せている。

●みどころ
室町幕府八代将軍・足利義政と桂宮家の菩提所
桂宮の御学問所であった書院「棲碧軒」、「宗旦狐」の伝説を残す茶室「頤神室」、利休の首とすげ替えられる布袋像
客殿廊下の二重丸炉、露地庭園、客殿前の枯山水庭園

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大聖寺(だいしょうじ)〈旧御寺御所〉~「花の御所」跡に建つ尼門跡寺院~ 京の冬の旅27年ぶりの公開
室町幕府の「花の御所」跡に建つ格式高い尼門跡寺院で、歴代24代の内親王が住持を務めたことから「御寺(おてらの)御所」と呼ばれた。東京青山御所から移築された本堂は「瑞鳥瑞花」の華麗な障壁画で飾られ、かんざし灯籠を配した江戸中期の御所風の枯山水庭園が広がる。「宮御殿」とも呼ばれる書院には、望月玉川(もちづきぎょくせん)筆「秋草に鹿図」「波に鶴図」などの優美な襖絵が残されている。また、明治天皇の御椅子や皇室ゆかりの洋装の御所人形も特別展示される。

※3/1(金)~18(月)の公開となります。

●みどころ
≪旧御寺御所≫
「花の御所」跡に建つ臨済宗の尼門跡寺院
本堂/本尊・釈迦如来像、江戸時代中期の御所風の枯山水庭園(京都市指定名勝)
書院「宮御殿」/望月玉川筆襖絵「秋草に鹿図」「波に鶴図」「竹鶏図」、皇室ゆかりの洋装の人形など寺宝特別展示

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三時知恩寺(さんじちおんじ)〈旧入江御所〉~昼の三時(みとき)に勤行を行う尼門跡寺院~ 京の冬の旅7年ぶりの公開
室町時代、崇光(すこう)天皇の「入江殿」を寺院に改めたのが起こりで「入江御所」とも呼ばれた尼門跡寺院。「蓬莱の庭」をのぞむ書院は、桃園天皇の女御の御殿を賜ったもので、見事な北山杉の丸太が使われ、琵琶湖を描いた円山応挙筆の襖絵「魞漁図(えりぎょず)」が残る。また、京狩野の作風を伝える優美な六曲一双の屏風「花鳥図屏風」は狩野永納(えいのう)の代表作である。今回は本堂に祀られる善導大師(ぜんどうだいし)像や、歴代天皇から賜った調度品などの寺宝も特別公開される。

●みどころ
≪旧入江御所≫
浄土宗の尼門跡寺院
本堂/本尊・阿弥陀如来像
書院/円山応挙筆の襖絵「魞漁図」、狩野永納筆「花鳥図屏風」、歴代天皇より賜った調度品など寺宝特別展示

枯山水庭園「蓬莱の庭」

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宝鏡寺(ほうきょうじ)〈旧百々御所〉~尼宮たちが愛でた人形の寺~
「百々(どどの)御所」と呼ばれた尼門跡寺院で、「人形の寺」の名で親しまれている。本堂には江戸期の絵師・狩野探幽筆と伝わる「秋草図」と日本画家・河股幸和(かわまたゆきかず)筆の襖絵があり、平成25年4月以降非公開となる書院には、円山応挙の杉戸絵や円山応震(おうしん)筆の襖絵などが残る。また徳川14代将軍家茂(いえもち)に降嫁した皇女和宮が、幼い頃宝鏡寺に住まわれた折に遊んだという「鶴亀の庭」も見どころ。宮中から贈られた気品溢れるお雛様や御所人形など、愛らしい人形の数々も特別展示される。

※「京の冬の旅」特別公開は2/28(木)までの公開となります。引き続き3/1(金)~4/3(水)は春の人形展を開催。

●みどころ
≪旧百々御所≫
別名「人形の寺」で知られる臨済宗の尼門跡寺院
本堂/伝狩野探幽筆「秋草図」、日本画家・河股幸和筆「葡萄と鹿」ほか襖絵
書院/円山応震筆の襖絵「四季耕作図」、伝円山応挙筆小犬の杉戸絵、孝明天皇遺愛の御所人形「孝明さん」、雛人形ほか特別公開
皇女和宮ゆかりの「鶴亀の庭」

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仁和寺 金堂・五重塔〈旧御室御所〉~宮殿建築と塔の内部に広がる荘厳な世界~五重塔  京の冬の旅25年ぶりの公開
真言宗御室派総本山で世界文化遺産。「御室(おむろ)御所」と呼ばれた門跡寺院で、御所の紫宸殿を移築した金堂(国宝)は、桃山時代の宮殿建築を伝える貴重な建物。荘厳な浄土図を描いた堂内に、本尊・阿弥陀三尊像を祀る。近世五重塔の代表作といわれる五重塔(重文)は、高さ約33mで、各層の屋根がほぼ同じ大きさの細身で優美な姿。胎蔵界(たいぞうかい)五仏を安置する塔内部は、柱や壁が一面極彩色の仏画で飾られ、細部の牡丹唐草や菊花文様が美しい。

※1/23(水)午前(~12:00)、2/2(土)・3(日)・14(木)・15(金)、3/3(日)・4(月)は五重塔のみの特別公開(300円)となります。

●みどころ
≪旧御室御所≫ 世界文化遺産 
金堂(国宝)/現存最古の紫宸殿の遺構、極彩色の壁画「浄土図」、本尊・阿弥陀三尊像と四天王像、帝釈天像
五重塔(重文)/近世五重塔の代表作、内部の心柱と四天柱、胎蔵界五仏、柱や壁面の極彩色の仏画や文様

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妙心寺 大庫裏(おおぐり)・経蔵(きょうぞう)  ~京都最大の禅寺 巨大な台所~  京の冬の旅初公開
妙心寺は、臨済宗妙心寺派大本山で京都最大の禅寺。約10万坪の境内に並ぶ「七堂伽藍」の一つ・大庫裏(重文)は、数百人分の食事を調理し配膳するための台所である。巨大な木材を縦横に組んだ豪壮なつくりで、大竃(おおかまど)や三十畳敷の食堂、貯蔵庫などを備えている。あわせて公開の経蔵(重文)には、六千五百巻の経典を納めた八角形の回転式輪蔵(経巻棚)が据えられ、これを一回転させると全巻を読んだのと同じ功徳が得られるという。
※輪蔵を回転させることはできません

●みどころ
典型的な「七堂伽藍」を残す臨済宗妙心寺派大本山で京都最大の禅寺
大庫裏(重文)/数百人分の食事を調理・配膳する禅寺の台所
経蔵(重文)/六千五百巻の経典を納める八角形の巨大な回転式輪蔵(経巻棚)、八天の彫像、傅大士像 

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妙心寺 東海庵(とうかいあん) ~凝縮された禅の庭園美 三つの名庭 京の冬の旅12年ぶりの公開
妙心寺の塔頭寺院の中でも由緒ある妙心寺四派の一つ「東海派」の本庵で、趣の異なる美しい三つの庭で知られる。書院西庭「東海一連(とうかいいちれん)の庭」(史跡名勝)は、不老不死の仙人が住むという三島を表した枯山水庭園。書院南庭は、七坪の空間に一直線に並ぶ七個の石と、波紋を描くような白砂が印象的である。また方丈南には、一木一草もない一面の白砂の「白露地(はくろじ)の庭」が広がる。書院には、狩野派の絵師が手がけたと伝わる障壁画が残る。

※2/1(金)~3(日)・15(金)・16(土)は拝観休止

●みどころ
「妙心寺四派」の一つ・東海派本庵
一木一草もない白砂の方丈南庭「白露地の庭」、7つの石を配した枯山水の坪庭・書院南庭、三神仙島を表した書院西庭「東海一連の庭」(史跡名勝)
書院/狩野派の絵師による障壁画

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東寺 五重塔(とうじごじゅうのとう)~京都の象徴(シンボル) 日本一高い五重塔~
世界遺産・東寺は、平安京造営時に国家鎮護のために創建され、のちに弘法大師空海に下賜された寺院で真言宗総本山。徳川三代将軍家光が再建した五重塔(国宝)は、高さ約55メートルで国内最高の木造塔である。特別公開の初層内部は極彩色の文様で彩られ、大日如来に見立てた心柱を囲んで金剛界四仏が安置される。また金堂(国宝)、講堂(重文)など密教美術の宝庫といわれる貴重な文化財もあわせてご覧いただく。

●みどころ
世界文化遺産
日本最高の木造五重塔(国宝)/初層内部公開、金剛界四仏、壁面の真言八祖像、天井や柱の極彩色の文様
金堂(国宝)/本尊・薬師三尊像(重文)、
講堂(重文)/21体の仏像で密教の世界観を表す立体曼荼羅(うち16体が国宝)

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東寺 小子房(とうじこしぼう)~巨匠の襖絵を残す東寺の迎賓館~
皇室の方々や高僧を迎えての行事で使われる東寺の迎賓館。現在の建物は昭和9年に再建されたもので、すべて木曽檜を用いて作られ、六部屋を飾る障壁画は近代日本画の巨匠・堂本印象(どうもといんしょう)によって描かれた。水墨の襖絵が彩る「鷲の間」「雛鶏の間」「瓜の間」や、金箔地に極彩色の障壁画が見事な「勅使の間」がある。また名造園家・七代目小川治兵衛作の庭園「澄心苑(ちょうしんえん)」や、不動明王が現れたという伝説をもつ蓮華門(国宝)もみどころ。

※1/16(水)~の公開となります。

●みどころ
真言宗最大の行事「後七日御修法」などで使われる東寺の迎賓館
堂本印象筆の襖絵「鷲の間」「牡丹の間」「雛鶏の間」「勅使の間」ほか
七代目小川治兵衛作の庭園蓮華門(国宝)

交通案内と地図

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